2013年07月29日

戸井十月が亡くなった(CLACLA日記)

 作家の戸井十月が亡くなった。64歳。
 ルポライター、映像ディレクターとしても活躍し、『カストロ、銅像亡き権力者』や『遥かなるゲバラの大地』、『小野田寛郎の終わらない戦い』など著書も多数。
 中でも、植木等と父徹誠に、戸井さん自身と父昌造、さらに戸井さんと植木さんの姿を重ね合わせてみせた『植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」』は好著である。
 また、自らが原作の映画『爆裂都市』で主演を務め(現町田康と兄弟の役)、『風の国』を監督したほか、1997年から2009年にかけては、バイクによる五大陸走破を敢行したりもした。
 ちなみに、『植木等伝…』<小学館文庫>の解説で津野海太郎は、戸井さんの十月という名前を、戦後は左翼だった父昌造が「十月革命」から名付けたものでがないかと推測している。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 湿度が高く、じめじめむしむしとして快ならず。


 昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、月面クロワッサン製作・KBS京都放映のドラマ『ノスタルジア』の台本を読み込んだりする。


 NHK・FMの『クラシックの迷宮』の再放送で、ジョセフ・ローゼンストック指揮NHK交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第33番(拍手があるため、ライヴ録音ということがわかる)とベートーヴェンの交響曲第2番を聴く。
 先日感想を記したので、ベートーヴェンのほうは省略するが、モーツァルトの交響曲は、片山さんの解説にもあったアルトゥーロ・トスカニーニを想起させるテンポの速い音楽づくりで、ピリオド・スタイルに通じるものを感じたりもした。
 なお、小川昂編の『新編日本の交響楽団 定期演奏会記録1927−1981』<民音音楽資料館>を確認すると、ローゼンストックとNHK交響楽団は1957年2、3月の第383回定期演奏会のほか、1977年2月の第712回、第713回定期演奏会でもモーツァルトの交響曲第33番をとり上げている。
 ローゼンストックにとって最後のN響との共演となった、1977年の演奏のほうもできれば聴いてみたい。


 ロジャー・ノリントン指揮チューリヒ室内管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーの『兵士の物語』組曲他<SONY/BMG>(2回)とトーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』の筆入れを行ったり、『ノスタルジア』を読み込んだり、筒井康隆の『偽文士日碌』<角川書店>を読み進めたりする。


 身体がどうにも重たく、遠出は諦める。
 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませた。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、レヴァン・フランセの来日公演のライヴ録音を聴く。
 ツェムリンスキーのユモレスク、タファネルの木管5重奏曲、バーバーの夏の音楽、プーランクの6重奏曲、ルーセルのディヴェルティメント他が演奏されていた。
 軽快な演奏。
 ただし、録音のかげんもあってか、思ったほどにはしっくりとこず。


 続けて、ヘンゲルブロックとノリントンのCDを聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』の筆入れを行ったりする。


 『偽文士日碌』を読了する。
 ああ、面白かった!


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする