2013年06月04日

リヒャルト・シュトラウスを聴き倒した一日(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温も上昇し、暑い一日が続く。


 暑さとともに、真向かいのマンションがまたぞろかまびすしくなる。
 他人の迷惑もへったくれもないあり様で、全くもって度し難し。
 うっとうしいかぎり。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』&『死と変容』、『ドン・ファン』&『ドン・キホーテ』、『英雄の生涯』&4つの最後の歌(アーリン・オジェーのソプラノ独唱)、アルプス交響曲<いずれもTELARC>、家庭交響曲他<ドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 オーケストレーションに秀でているからこそ、これがカラヤンとベルリン・フィルの演奏なんかだったら、あまりのくどさに辟易してしまうような気がするのだけれど、そこはプレヴィンとウィーン・フィル。
 見通しのよいすっきりスマートな演奏で、なんとか聴き切ることができた。
 それにしても、TELARCレーベルの録音はいいな。


 田中弘之の『「蛮社の獄」のすべて』<吉川弘文館>を読了する。
 巷間説かれているような、高野長英や渡辺崋山への思想弾圧という側面を強調することなく、ましてや幕府内の開明派(江川英竜ら)と保守派(鳥居燿蔵や林派)の対立などでもなく、「蛮社の獄」とは、緩み始めた鎖国政策の引き締めを図るべく、老中水野忠邦の指示の下鳥居燿蔵が一罰百戒を狙ったフレームアップであると著者は考察する。
 そして、合法的に「無人島」(小笠原諸島)渡海計画を進めていた人々と渡辺崋山を強引に結びつけ断罪しようとする奸計であったことから、「蛮社(蘭学者たち)の獄」ではなく、「無人島の獄」と呼ぶべきではないかと、著者は記す。
 著者の平明な文体もあって実にわかりやすく、学ぶところ大な一冊だった。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ルツェルン祝祭におけるフランツ・ヴェルザー=メスト指揮クリ―ヴランド管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ピンチャーの『星ぼしの落下』とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」が演奏されていた。


 続けて、アルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第11番<PHILIPS>を聴く。
 有名な「悲愴」ソナタもいいけれど、僕は第10番の第1楽章の慎ましやかな美しさが大好きだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、川上未映子の『愛の夢とか』<講談社>を読み始めたりする。
 『愛の夢とか』は、ある種の喪失感をためた短篇集である。
 ほかに、福永文夫の『大平正芳』<中公新書>の拾い読みもした。


 今日は、イトウ製菓のココナッツクッキーを食す。
 壬生のローソンストア100で購入したもの。
 ココナッツ風味のきいたさくさくとした食感のクッキーで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする