2013年01月03日

京都シネマで映画を観た きんとき豆に思うこと(CLACLA日記)

 晴天。
 いくぶんどんよりとした感じはありつつも。

 気温は全く上昇せず、寒さがとても厳しくとても激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 日本国憲法の草案作成に関わった、ベアテ・シロタ・ゴードンが、昨年12月30日に亡くなったと報じられている。
 こういう時期に、彼女まで亡くなってしまうとは。
 深く、深く、深く、深く黙祷。
(なお、彼女の父親はピアニストのレオ・シロタである)


 昨夜、井上ひさしの『黄金の騎士団』<講談社>を読み進めたり、音楽関係の調べものをして、3時半過ぎまで起きる。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 寒さのせいで乾きはよくなかったが、まあ仕方ない。


 14時半頃外出し、自転車でCOCON烏丸へ。
 京都シネマで、ダニエル・コーエン監督の『シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』を観る。
 詳しくは、前回の記事(映画記録)をご参照のほど。

 上映終了後、夕飯用の買い物をすませて、17時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、リカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団他が演奏したツェムリンスキーの交響曲第2番他<DECCA>、シャーンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・デス・モーツァルテウム・ザルツブルク(CAMS)が演奏したモーツァルトのカッサシオン第1番&第2番、アダージョとフーガ<CAPRICCIO>を聴きながら、映画記録の下書きを書いたり、『黄金の騎士団』を読み進めたり、雑件を片づけたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでニューイヤーオペラコンサートの実況中継を聴く。
 ヴェルディとワーグナーの生誕200年を記念したプログラム(そればっかりではなかったものの)。
 指揮は下野竜也。
 本当は途中下車しようかとも思ったのだが、結局終わりまで聴いてしまった。


 続けて、ヴェーグ指揮CAMSが演奏したモーツァルトのディヴェルティメントK287&K205<同>を聴く。
 そうそう、忘れていた。
 ヴェーグとCAMSによる2枚のモーツァルトだけど、いずれも少し傷があるということで、AvisでただでもらったCDだったんだ。
 全く無問題。
 Avisさまさま!


 夕飯後、『黄金の騎士団』を読み進めたり、雑件を片づけたりする。
 それにしても、『黄金の騎士団』は面白い。
 これが未完だなんて…。


 今日は、平家パイの残りと、くらこんのきんとき豆を食す。
 いずれも実家からの荷物に入っていたものなり。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 ところで、きんとき豆といえば、今が亡き母方の祖母が煮たきんとき豆がとても美味しかったんだよなあ。
 母方の曽祖父(祖父の父)は植民地時代の平壌の駅前で和菓子屋(兼商店?)を営んでいたそうで、きんとき豆もそこの商品の一つだったように記憶している。

 で、こういうこともあって、日本による朝鮮半島の支配、それから長崎への原子爆弾の投下は、僕にとってどうしても切り離せないこと、ものになっている。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜

☆シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜<2012年/フランス>

 監督・脚本:ダニエル・コーエン
(2013年1月3日、京都シネマ2)


 美食に対する自負自慢に加え、人が集まる場所・集団作業の場所=人と人とのドラマ、という図式が組みやすいこともあってか、レストランを舞台にした作品がフランスでは時折生み出されている。
 中でも、ローラン・ベネギ監督の『パリのレストラン』(1996年)など、三ツ星レストランの派手さ大仰さとは無縁の、小じんまりとしたレストランで繰り広げられる人間模様を丁寧に描いた心にじわっとくる佳品だった。

 一方、この『シェフ!』は、「三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」という副題からもわかる通り、パリで指折りの三ツ星レストランを中心にストーリーは展開する。

 自らの料理にこだわるばかりに次々とレストランをくびになったジャッキー(ミカエル・ユーン)が、ひょんなことから尊敬尊崇してやまない三ツ星レストランのシェフ、アレクサンドル(ジャン・レノ)の助手を務めることとなり…。

 といった感じで物語は始まるのだけれど、テレビドラマっぽい処理というか、意図された以上の軽さ俗っぽさを感じる部分もなくはなかったのだが、非常に明快でわかりやすい筋立てに、ときに邪劇すれすれの笑いの仕掛けもあったりして、約1時間半、観飽きることがなかった。
 また、「三ツ星」という格付けのあり様や料理の流行、食の業界におけるグローバル化の問題などがちくりちくりと刺されている点は興味深いし、それが実は創作活動や表現活動とだぶって感じられるとこも面白い。

 フランス流ウェルメイドの好例と呼ぶべき一本なのではないか。
posted by figarok492na at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする