2013年01月01日

2013年も何とぞよろしくお願い申し上げます!(CLACLA日記)

 皆さん、あけましておめでとうございます!
 今年一年も、何とぞよろしくお願い申し上げます。


 2013年が始まった。
 一日一日を本当に大切にしていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 晴天。
 どんよりとした感じはいくぶんかありつつも。

 気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、NHKのラジオ第1で、紅白歌合戦を途中から聴く。
 やはり、美輪明宏の『ヨイトマケの唄』が圧巻。
 あとで動画を観て、美輪さんが一つのドラマとしてこの歌を演じ歌っていたことを改めて確認した。
 そして、美輪さんはシャンソン歌手だけれど、この『ヨイトマケの唄』が本来の意味でのシャンソンだということを痛感する。
(歌手の音程がどうもよくないと思ったら、どうやら生のバンドをやめてカラオケにしたせいがあるらしい。紅白歌合戦そのものの良し悪しはひとまず置くとして、そういうところをけちってどうするのかと思わずにはいられない)


 年が変わって、実家に電話をかけ、両親に新年のあいさつをする。
 いつも迷惑ばかりかけていて、申し訳ないかぎり。
 本当にありがとうございます。


 その後、井上ひさしの『グロウブ号の冒険』<岩波書店>を読み始めたり、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』(生放送と。伊集院さん、新年早々お疲れ様でした)を聴きながら雑件を片づけたりして、4時半近くまで起きる。


 7時台に目が醒めて寝直せず、NHK・FMでクリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンの来日コンサート(NHK音楽祭)のライヴ録音を途中から聴いたりしながら(ブラームスの交響曲第3番の終楽章の一部と交響曲第1番、アンコールのワーグナーの歌劇『リエンツィ』序曲等)、あれこれと考えごとを10時台までする。


 二度寝ののち、12時台に起きる。


 新年を迎えたとたん、目のかすみ(老眼!)がひどい。
 やれやれ。


 パルナッシ・ムジチが演奏したドメニコ・ガッロの12のトリオ・ソナタ集<CPO>(ストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』の元ネタの一つ)を聴いたりしながら、年賀状の整理を行ったり、イッパイアンテナの阿部潤さんと小林由実さんの退団について『イッパイアッテナ』という題の文章をアップしたり、『グロウブ号の冒険』を読み進めたりする。


 16時少し前に外出し、自転車で河原町へ。

 まず三条のブックオフで、リカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団他が演奏したツェムリンスキーの交響曲第2番他<DECCA>の中古CDを見つけ、迷わず購入する。
 税込み500円。
 前々から欲しいと思っていた一枚だ。

 それからOPAのブックオフ、タワーレコードものぞいたが、こちらは目ぼしいものはなし。
 まあ、仕方ない。

 その後、元祗園梛神社で初詣をすませ、夕飯用の買い物を終えて、17時半頃帰宅した。


 帰宅後、早速ツェムリンスキーの交響曲第2番他を聴きながら、『グロウブ号の冒険』を読み進めたりする。
 ツェムリンスキーの交響曲第2番は、後期ロマン派のスタイルで作曲された作品で、非常に耳馴染みがよい。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMで、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの実況中継を聴く。
 今年の指揮は、フランツ・ヴェルザー=メスト。
 ワーグナーとヴェルディの生誕200年ということで、前者の歌劇『ローエングリン』第3幕への前奏曲と後者の歌劇『ドン・カルロ』第3幕のバレエ音楽が演奏されたほか、両者にゆかりの作品も演奏されていた。
 また、ヨーゼフ・シュトラウス(ワーグナーからの影響が色濃いとされる)が重視されたプログラムでもあった。

 続けて、再びツェムリンスキーのCDを聴く。


 夕飯後、『グロウブ号の冒険』を読み進める。
 改めて諸先達に学ぶ、というのが今年の大きな課題の一つなのだ。


 今日は、オイシスのスイスロール・バニラを食す。
 六角のローソンストア100で、50円びきだったもの。
 オーソドックスなロールケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 そして、今年2013年が本当にいい年でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イッパイアッテナ

☆イッパイアッテナ


 2013年が明けてすぐ、阿部潤さんと小林由実さんがイッパイアンテナを退団することを、イッパイアンテナのツイートで知った。
 ここ数年、イッパイアンテナのファンを自認公言してきた人間だけに、二人の退団は、とても残念なことだ。
 しかしながら、まさかこのタイミングでという驚きはありつつも、二人の退団が寝耳に水だったかというと、実はそうではない。
(加えて、同じくイッパイアンテナのツイートにあったように、阿部さんや小林さんがイッパイアンテナの他のメンバーと関係を悪化させたものではないだろうことも想像に難くない)
 そこら辺りのことを得手勝手に書き連ねると、徒に誤解を生むことにもなりかねないので、ここでは今回退団を決めた二人のことにできるだけ絞って、少し感じたことを記しておきたいと思う。

 阿部さんとは、以前一度ゆっくり話をしたこともあるので、その人柄はある程度わかっている。
 例えば、Factory Kyotoの代表、松山孝法君が戦闘戦略戦術の意味合いもあって太宰治的な行き方を志向しているとすれば、阿部さんはよりナイーヴな無頼派というか、同郷の石川啄木や宮沢賢治を思わせる弱さと強さ、柔らかさと頑なさの持ち主だと思う。
(と、言っても、聖人君子などではなく、生身の人間の煩悩と日々向き合っていることも事実で、『バードウォッチングダイアリーズ』で、クールキャッツ高杉君はそうした点も鋭く突いていたように感じた)
 だから、自分自身の来し方行く末とイッパイアンテナの今後のあり様を考えに考えた末、さらに諸々が重なって、退団を決めたのだろう。
 正直、その決断に思うところはないわけではないが、やはり事ここに到るまでのあれこれを想像すれば、それも仕方のないことと諦めるしかない。
 もし今後も阿部さんが演劇活動を継続するというのであれば(そうあって欲しいし、そうあるべきだ)、阿部さんにはぜひとも井上ひさしの作品に真正面から取り組んで欲しい。
 なぜなら、それが今の阿部さんにぴったりしっくりくるように、僕は考えるからだ。
 阿部さん、またゆっくりお話しましょう!
(あえてアルコール抜きで)

 小林さんの場合は、衛星やユニット美人への客演が大きな契機となったのだろう。
 実はそれ以前から、イッパイアンテナの他の面々と彼女の演技の質感の違いを感じてはいた(それは、京都ロマンポップ時代の浅田麻衣さんのそれと似ている。というか、同志社と立命館という関係でいえば、二人は真逆の立場にあった)から、客演後、中でも『ドリリズム』での彼女の雰囲気の大きな変化(イッパイアンテナの作品世界にとっては、過剰な色気と言ってもよい)をあわせて考えれば、今回の退団は予想できなかったことではない。
(イッパイアンテナのときとは異なる、ユニット美人でのトリックスターぶりは、強く印象に残っているし)
 ただ、だからこそ、小林さんには無理に「コメディエンヌ」を目指して欲しくないな、というのが僕の本音だ。
 そして、このことでは由実さんばかりでなく、真弓(まゆみ)さんの「二人の小林さん」について記してみたいのだけれど、ここではあえて省略する。
(と、いうか極言すれば、今の京都の小劇場で真の「コメディエンヌ」は存在しないと思う。「コメディエンヌ」とは言えないかもしれないが、もしかしたらそれと同じような存在になり得るのは、地点の安部聡子さんかもしれない。あと、可能性としては愉快犯の笹井佐保さんとか)

>コメディエンヌは、変な顔などで笑わせてはいけません。
 よく見ると美人なのだけれども、「そこはかとなくおかしい」のが必要条件です<
(小林信彦「金曜の夜は忙しい」、『女優はB型』<文春文庫>所収)

 急がば回れでないけど、僕は小林由実さんのシリアスで、救いのない役回りでの演技を観てみたい。
(『バードウォッチングダイアリーズ』でもその片鱗が表わされていたような)
 柳沼昭徳さん(残念ながら、黒木陽子さんの演技は未見とはいえ)や柏木俊彦さんとの共同作業などどうだろう?

 感じ想い考えることが、いっぱいあって、結局書かでもがなのことまで書き散らかしてしまった。

 いずれにしても、阿部さん、小林さんの今後のさらなる活躍を心より祈願するとともに、イッパイアンテナの今後のさらなる活躍も心より祈願したい。
posted by figarok492na at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする