一応青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。
雨も降りそうだ。
気温は今日も上昇し、暑さが厳しい。
ただし、夕方になって少し涼しげな風も吹いていた。
秋がどんどん近づいている。
昨夜、『ラジオ深夜便を』聴きながら4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。
『ラジオ深夜便』の3時台は、坂本九の特集(27年前の日航機墜落事故で亡くなった)で、『上を向いて歩こう』や『見上げてごらん夜の星を』、『明日があるさ』、『涙くんさよなら』と、ここには絶対記せないような不謹慎な替え歌を歌うくせに、九ちゃんの歌声を聴いていると涙が出てきそうになって困った。
朝早くに目が醒めて、『きらクラ!』の再放送を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
昨日聴きそびれた『きらクラ!』の後半部分では、遠藤真理が『だんご3兄弟』、『星に願いを』、エルガーの『愛のあいさつ』(全て、遠藤さん自身によるアレンジ)のスタジオライヴを披露していた。
中でも、クラシックの奏法をふんだんに取り込んだ『だんご3兄弟』は聴きもので、できればリサイタルのアンコールにも加えて欲しいほど。
眠気に勝てず、少しうとうととしてしまう。
レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したビゼーの『カルメン』&『アルルの女』組曲、アンコールピース集、シベリウスの交響曲第1番&トゥオネラの白鳥、チャイコフスキーの『オーロラ姫の結婚』(ディアギレフによる『眠りの森の美女』の短縮版)<SONY/BMG>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、保坂和志の『カフカ式練習帳』<文藝春秋>を読み進めたりする。
夕方になって、夕飯用の買い物のため外出する。
帰宅後、ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&ビゼーの交響曲<同>を聴きながら、雑件を片づける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、腕扱きの管楽器奏者とピアノのエリック・ルサージュによる室内アンサンブル、レ・ヴァン・フランセの来日公演のライヴ録音を聴く。
タファネルの木管5重奏曲、バーバーの『夏の音楽』、プーランクの6重奏曲などが演奏されていた。
録音のかげんか、ちょっと冴えない感じの演奏に聴こえたような…。
続けて、ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番&悲劇的序曲<同>を聴く。
交響曲の第1楽章と第4楽章、悲劇的序曲は繰り返し聴いたけど、この演奏、とてもしっくりくるなあ。
ストコフスキーをよく知らない人にこそ聴いて欲しい録音だ。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『カフカ式練習帳』を読み進めたりする。
ロンドン・オリンピックが閉幕したという。
個人的には、パラリンピックのほうも気になるな。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2012年08月13日
ユニット美人の三国志vol.1『ピーチの園でつかまえて』
☆ユニット美人の三国志vol.1『ピーチの園でつかまえて』
作・演出:黒木陽子
(2012年8月13日、KAIKA)
いまどき流行らない言葉だが、いわゆる教養としてなら『三国志』(原典というか、歴史書のほう)に接したことがある。
ついでに、『三国志演義』にも触れたことがあって、大まかな流れや大まかな登場人物程度なら一応記憶はしている。
ただね、そこから先となるとどうも。
三国志フリークのおのこめのこのお話を愉しく拝聴はするが、それじゃあ自分もフリークを目指すかというと、いやまあ、そこはお任せしますてな具合だ。
(そういや、世代だだかぶりの『ガンダム』だって、ほとんど知りゃしないんだよね…)
で、劇団衛星の黒木陽子に紙本明子、制作の福原加奈による団内ユニット、ユニット美人がその三国志をとり上げると聴いたときは、ははあん、さてはマニアックでモノマニアックな話になるんやろねと見当をつけていたのだけれど、これが全く見当違い。
篠田節子の『女たちのジハード』ならぬ、ユニット美人たちのジハード、と言ったらちょっとずれてるかな。
これから都合三回のシリーズが待っているのであえて詳しい内容には触れないものの、『三国志』に巻き込まれた33歳のOL粥見を主人公に、『三国志』ってむっちゃ人気やけどこことかここってほんまこんなんなんといった素朴でユニークでシュートな視点から、コミカルなでもときにシリアスな三国志の世界が造り上げられていく。
そして、粥見はもちろんのこと等身大の『三国志』の登場人物たちの姿が、現代を生きる私たち自身の姿にぴったりと重なって来て、どうにもいとおしくて仕方がない。
特に、そうした作品の趣向というか志向がはっきりと見え始めた中盤少し前あたりから、おっとぐっと心をつかまれた。
演者陣では、粥見役の紙本さん、張飛役の黒木さんに何日もの長があって、やはりさすがだなと感心したのだけれど、客演勢、劉備役の金乃梨子、その他大勢の小林由実(イッパイアンテナとは一味異なる奮戦奮闘。女性のみのアンサンブルならではのコメディーリリーフぶりだった)も、キャスティングの妙もあって各々の特性個性をよく発揮していたのではないか。
中でも関羽役の生方友理恵は、技術の巧拙はひとまず置くとして、よい意味での生硬さや誠実な雰囲気が強く印象に残った。
いずれにしても、今後どのようにユニット美人版三国志は展開していくのか?
次回以降の公演が愉しみである。
ああ、面白かった!
作・演出:黒木陽子
(2012年8月13日、KAIKA)
いまどき流行らない言葉だが、いわゆる教養としてなら『三国志』(原典というか、歴史書のほう)に接したことがある。
ついでに、『三国志演義』にも触れたことがあって、大まかな流れや大まかな登場人物程度なら一応記憶はしている。
ただね、そこから先となるとどうも。
三国志フリークのおのこめのこのお話を愉しく拝聴はするが、それじゃあ自分もフリークを目指すかというと、いやまあ、そこはお任せしますてな具合だ。
(そういや、世代だだかぶりの『ガンダム』だって、ほとんど知りゃしないんだよね…)
で、劇団衛星の黒木陽子に紙本明子、制作の福原加奈による団内ユニット、ユニット美人がその三国志をとり上げると聴いたときは、ははあん、さてはマニアックでモノマニアックな話になるんやろねと見当をつけていたのだけれど、これが全く見当違い。
篠田節子の『女たちのジハード』ならぬ、ユニット美人たちのジハード、と言ったらちょっとずれてるかな。
これから都合三回のシリーズが待っているのであえて詳しい内容には触れないものの、『三国志』に巻き込まれた33歳のOL粥見を主人公に、『三国志』ってむっちゃ人気やけどこことかここってほんまこんなんなんといった素朴でユニークでシュートな視点から、コミカルなでもときにシリアスな三国志の世界が造り上げられていく。
そして、粥見はもちろんのこと等身大の『三国志』の登場人物たちの姿が、現代を生きる私たち自身の姿にぴったりと重なって来て、どうにもいとおしくて仕方がない。
特に、そうした作品の趣向というか志向がはっきりと見え始めた中盤少し前あたりから、おっとぐっと心をつかまれた。
演者陣では、粥見役の紙本さん、張飛役の黒木さんに何日もの長があって、やはりさすがだなと感心したのだけれど、客演勢、劉備役の金乃梨子、その他大勢の小林由実(イッパイアンテナとは一味異なる奮戦奮闘。女性のみのアンサンブルならではのコメディーリリーフぶりだった)も、キャスティングの妙もあって各々の特性個性をよく発揮していたのではないか。
中でも関羽役の生方友理恵は、技術の巧拙はひとまず置くとして、よい意味での生硬さや誠実な雰囲気が強く印象に残った。
いずれにしても、今後どのようにユニット美人版三国志は展開していくのか?
次回以降の公演が愉しみである。
ああ、面白かった!
8月12日の日記(深夜のCLACLA)
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温も上昇し、暑さが厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
(徐々に秋の訪れを感じもしているが)
昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。
NHK・FMの『トーキング・ウィズ・松尾堂』や『きらクラ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、保坂和志の『カフカ式練習帳』<文藝春秋>を読み進めたりする。
15時頃外出し、下京図書館へ。
草森紳一の『記憶のちぎれ雲』<本の雑誌社>、平松洋子の『なつかしいひと』<新潮社>、乙一の『箱庭図書館』<集英社>を返却し、予約しておいた池内紀の『作家のへその緒』<新潮社>、川上未映子の『魔法飛行』<中央公論新社>、鈴木輝一郎の『金ヶ崎の四人』<毎日新聞社>を新たに借りる。
それからKAIKAへ移動し、ユニット美人の三国志vol.1『ピーチの園でつかまえて』(黒木陽子さん作・演出)を観る。
詳しくは、次回の観劇記録をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終演後、小脇で行われた黒木さんとあごうさとしさん(声の出演でもある)のアフタートークも愉しむ。
あごうさんがベテランさんというか、よい意味で偉い人の感じになっていたのも面白かった。
京都芸術センターで用件を片づけたのち、仕事関係の予定で帰宅が遅くなる。
帰宅後、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲<SONY/DHM>を聴きながら、雑件を片づける。
以上、8月12日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空の一日。
気温も上昇し、暑さが厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
(徐々に秋の訪れを感じもしているが)
昨夜、4時近くまで仕事関係の作業を進める。
NHK・FMの『トーキング・ウィズ・松尾堂』や『きらクラ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、保坂和志の『カフカ式練習帳』<文藝春秋>を読み進めたりする。
15時頃外出し、下京図書館へ。
草森紳一の『記憶のちぎれ雲』<本の雑誌社>、平松洋子の『なつかしいひと』<新潮社>、乙一の『箱庭図書館』<集英社>を返却し、予約しておいた池内紀の『作家のへその緒』<新潮社>、川上未映子の『魔法飛行』<中央公論新社>、鈴木輝一郎の『金ヶ崎の四人』<毎日新聞社>を新たに借りる。
それからKAIKAへ移動し、ユニット美人の三国志vol.1『ピーチの園でつかまえて』(黒木陽子さん作・演出)を観る。
詳しくは、次回の観劇記録をご参照のほど。
ああ、面白かった!
終演後、小脇で行われた黒木さんとあごうさとしさん(声の出演でもある)のアフタートークも愉しむ。
あごうさんがベテランさんというか、よい意味で偉い人の感じになっていたのも面白かった。
京都芸術センターで用件を片づけたのち、仕事関係の予定で帰宅が遅くなる。
帰宅後、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲<SONY/DHM>を聴きながら、雑件を片づける。
以上、8月12日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。