2012年07月20日

雨の一日(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 湿度が高く、じめじめむしむしとして全く快ならず。


 昨夜、ナイナイのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴く。

 続けて、デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番&第4番「悲劇的」<RCA SONY/BMG>を聴く。

 続けて、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、ベルギー・ブリュッセルの王立モネ劇場におけるヘンデルの歌劇『オルランド』公演(ルネ・ヤーコプス指揮)のライヴ録音を途中から聴く。
 高校野球の中継が雨でとんで、呑気なインストゥルメント音楽なんぞ流しているもんだからCDを聴いたというのに…。
 てか、そもそもFMで高校野球の中継をやること自体なんだかなあと想い続けているのだ、高校時代から。
 なかなかの演奏だっただけに、全曲聴くことができず残念だ。

 続けて、ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラが演奏したシューベルトの交響曲第5番&序曲集<SONY/DHM>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の筆入れを行ったり、新藤兼人監督の『第五福竜丸』の映画記録をアップしたり、木内昇の『笑い三年、泣き三月。』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 今日は、今からみなみ会館で、谷口正晃監督の企画上映を観る予定なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第五福竜丸

☆第五福竜丸<1959年、近代映画協会、新世紀映画>

 監督:新藤兼人
 脚本:新藤兼人、八木保太郎
 音楽:林光
(2012年7月19日、京都文化博物館フィルムシアター)


 アメリカによるビキニ環礁で行われた水爆実験のため、マグロ漁船第五福竜丸の乗組員たちは死の灰を浴び被爆、帰国後原爆症と診断される…。
 いわゆる第五福竜丸事件だが、タイトル通りその事件をドキュメンタリー・タッチで追った作品が、新藤兼人監督の『第五福竜丸』だ。

 家族や船主たちの見送りの中、喜び勇んで焼津港を後にする第五福竜丸の船出に始まり、海上での活き活きとした乗組員たちの姿、突然の水爆実験と死の灰による被爆、診断と治療、そして無線長久保山愛吉の死までが、抑制された怒りを保ちつつ丹念に描かれていて、全篇観飽きない。
 ときおり挟まれる乾いたユーモア(三井弘次や中村是好、森川信がコメディリリーフを務めている)は、久保山愛吉をはじめとした乗組員たちの悲劇や、アメリカ側の冷淡で利己的な姿勢を際立たせる意味でも効果を発揮している。

 また、飄々とした演技を披歴している久保山愛吉役の宇野重吉のほか、乙羽信子、稲葉義男、永田靖、原保美、小沢栄太郎、殿山泰司、永井智雄、浜田寅彦(この人の代表作の一つと言っても過言ではあるまい)、千田是也、清水将夫、松本克平、三島雅夫、十朱久雄、松本染升、内藤武敏、松山照夫(その後、悪役ばかりやるようになったが、もともとこういった「良心的」な映画に多数出演していた)、小笠原章二郎、嵯峨善兵、毛利菊枝、原ひささ子【以上、京都文化博物館フィルムシアターのプログラムに掲載】、金井大、本郷淳、左右田一平、田中邦衛、井川比佐志、江角英明、田口計、中谷一郎、横森久、辻伊万里、二見忠夫といった主に新劇畑(民芸や俳優座)の人たちが出演していて壮観である。
(ただし、後年の山本薩夫監督の作品のような「くどい」演技にはなっていない。それも観どころの一つだ)

 それと、作品の世界観によく沿った林光の音楽も忘れてはなるまい。
 この『第五福竜丸』こそ、新藤監督と林さんの長い共同作業のはじまりとなる作品だったのだ。

 いずれにしても、久しぶりに観て大正解だった一本。
posted by figarok492na at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする