2011年11月28日

京都舞台芸術協会の演出家コンペティションの結果を知った(CLACLA日記)

 曇天。
 どんよりとしたお天気の一日となる。

 気温は上昇するも、むしっとした感じが強く、あまり快ならず。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪や肺炎にはお気をつけくださいね。


 京都舞台芸術協会の演出家コンペティションで、柏木俊彦さんが選ばれたことを知った。
 コンペティション中ということで、ブログのほうには自分自身の考えを強く記しはしなかったが、柏木さんの選出に、正直「ほっと」する。
 と、言うのも、田辺剛さんのテキストをようやくきちんとした形で観ることができたという喜びを、柏木さんの演出に感じることができたからだ。
(実際、柏木さんのブログに「感謝」のコメントをしてしまったほど)
 加えて、もう一人の演出家(コンペティション外)が筒井加寿子さんというのも、実に嬉しい。
 なぜなら、以前筒井さんの初演出作品『結婚申込み』を観て、
>古典にこだわるのでなければ、田辺剛さんの書き下ろし作品を筒井さんの演出で一度観てみたいと思ったりもする<
という感想を持ったからである。
 いやあ、一気に来年の公演が愉しみになったなあ。
 重畳重畳。


 昨夜遅くまで、仕事関係や企画関係の作業を進める。

 それでも朝早めに起きて、仕事関係や企画関係の作業を進めたり、井上ひさしの『一週間』<新潮社>を読み進めたりする。


 13時少し前に外出し、河原町へ。
 ART COMPLEX1928で、イッパイアンテナ 12th session『討ち上げベイベー』(大崎けんじさん作・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、大崎さんをはじめ出演者の面々や、同じ回を観に来ていた七井悠さん、合田団地君、作道雄君、福田英城君、山野博生君らと話しをしたりあいさつをしたりする。

 その後、夕飯用の買い物をすませて、19時少し前に帰宅した。


 途中夕飯を挟み、チェンバロのトン・コープマンが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハのフランス組曲集<ERATO>を聴く。
 続けて、ピアノのエマニュエル・アックス他が演奏したベートーヴェン&シューマンのピアノ4重奏曲<SONY>、ハウスムジークが演奏したケルビーニの弦楽4重奏曲第3番&第4番<CPO>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『一週間』を読み進めたりする。
 『一週間』は、今現在の日本を生きる人間にとって本当に相応しい作品だと思う。


 今日は、神戸屋のホイップinメロンを食す。
 六角柳馬場のローソンストア100で、20円びきだったもの。
 ホイップクリーム入りのメロンパンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 つまるところ、諦めは手を貸すことだ。
 自省あるのみ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イッパイアンテナ 12th session『討ち上げベイベー』

☆イッパイアンテナ 12th session『討ち上げベイベー』

 作・演出:大崎けんじ(崎は、本当は立に可)
(2011年11月28日、ART COMPLEX1928)


 イッパイアンテナにとって12回目の本公演、そして初の東京公演(2012年1月13日〜15日、王子小劇場)となる『討ち上げベイベー』を観に行って来た。
 わずか一年とちょっとの俄とはいえ、イッパイアンテナのファンなら絶対に外せない公演だ。

 まず場内に入って、ああイッパイアンテナ、思った通り仕掛けてきたな、と大いに頷く。
 で、さあ開演。
 AKB48ならぬAKO47士、じゃなくて8人の討ち入りやいかに!
 と、期待に大きく胸をふくらませていたのだが…。

 ううん、非常に書き辛いことだけれど、あえて書く。
 大きく期待していた分、正直言って、今までイッパイアンテナの公演で感じてきたような満足感を、僕は今回の『討ち上げベイベー』で得ることができなかった。

 と、言っても、イッパイアンテナの面々の新たな試みがつまらなかったということではない。
 これまでとは異なるシンプルな舞台美術や、始まってしばらくの演者の身体性を活かしたシーン造りには、大崎さんや演者陣の次に進もうという表現意欲を確かに感じ取ることができたのである。
(それに、作品がいろいろと深読み裏読みのできる設定になっていることもわかる)

 しかしながら、中盤場面が固定されて以降が、僕にはどうしても厳しかった。
 演者陣は日頃のテンポ感を保ちながら演技を重ねているにもかかわらず、何か流れが停滞しているような感じがして、なんともしっくりすとんとこない。
 妙なたとえになるが、これまでの飾りつけも鮮やかなデコレーションケーキから、薄塩をまぶしただけのシンプルなおにぎりにメニューが変わったというのに、中身はホイップクリームのままのような違和感というか、ストーリーそのものとそれを転がすべき手法との間に、どうしても齟齬と無理を感じてしまったのである。
(もちろん、最終公演、それもマチネだったということは、充分割引いて考えないといけないだろうけれど)
 終盤、イッパイアンテナらしい小気味よく美しいシチュエーションが待っているだけに、この中盤の展開がもう少し外に開かれたものにならないかと思わずにはいられない。

 イッパイアンテナの東京公演の成功を切に、切に祈る。
posted by figarok492na at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする