2010年04月27日

ルチア・ポップを聴きながら(CLACLA日記)

 雨降り、本降り、どんよりとしたお天気の一日。
 気温もあまり上昇せず、じめ肌寒い感じが強し。


 昨夜、実家に電話をかけ、母と少しだけ話しをする。
 帰省時の礼など。

 その後、坪内祐三の『まぼろしの大阪』<ぴあ>を読み進めたり、伊集院光の深夜の馬鹿力を聴きながら仕事関係の作業を進めたりしたのち、3時36分に消灯する。

 9時39分に起きる。
 ここ二日ほど朝寝坊が続いていたので、少しは早めに起きなければと思い…。
 と、言うのはちょっとだけ嘘。
 9時過ぎに目が醒めて、二度寝しようと思ったのができなくて、それで「えいままよ!」と起きてしまったのだ。
 まあ、早めに起きなきゃと思ったのも本当のことだけど。

 朝昼兼用の食事のためにお米を炊いている間、『花田清輝全集』第二巻<講談社>を読み進める。
 昨日も記した、僕には全く意味がわからないシャープペンのチェックがどうにもうっとうしい。
 ばかもんがももんがかわいがもんが!
 と、この犯人を面罵してやりたくなる。

 食事後、ソプラノのルチア・ポップとクラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第4番<EMI>を聴きながら、『花田清輝全集』第二巻と『まぼろしの大阪』を読み進める。
 で、『花田清輝全集』第二巻所収の『笑の仮面』という一文を読んで少し驚いた。
 と、言うのも、この『笑の仮面』を僕は初めて読んだのだけれど、以前France_panの『家族っぽい時間』を評する際に用いた、ミミクリイ・擬態という言葉が非常に効果的に使われていたからだ。
 もちろん、僕の『家族っぽい時間』評と『笑の仮面』における、ミミクリイ・擬態のニュアンスは少し異なるものではあるのだが。
 が、しかし、それでもこの偶然にはやはり驚く。

>超現実主義を単に狂気であるとして片付けるものもある。
 或いはそうかも知れない。
 しかし、もしもその攻撃が正当であるとするならば、今日の現実が、狂気そのものであるからだ。
 超現実主義は、おそらくヴァルプルギスの夜の産物かも知れない。
 そうして、夜が明ければ消え去ってしまうものであるかも知れない。
 しかし僕らの周囲では、夜はようやくはじまったばかりであるようだ<
(『花田清輝全集』第二巻所収、『童話考』より)

 続けて、ルチア・ポップとピアノのヴォルフガング・サヴァリッシュが演奏したリヒャルト・シュトラウスの歌曲集<EMI>を聴きながら、雑件を片づけたり、『山中貞雄餘話』に関する作業を行う。

 さらに、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『町人貴族』組曲&メタモルフォーゼン<EMI>を聴きながら、『山中貞雄餘話』の下書きとノート書きを進める。

 17時23分に外出し、グルメシティ、フレスコなどで買い物をすませ、17時58分に帰宅する。

 帰宅後すぐに、浴室とトイレの掃除をすませる。
 ちゃちゃっとすませようとしたのが失敗のもとで、少し腰を捻ってしまった。
 やれやれ。
 急がば回れということですね。

 夕飯前、ベルナルト・ハイティンク指揮バイエルン放送交響楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの歌劇『ダフネ』<EMI>を途中(2枚組の1枚目)まで聴きながら、『まぼろしの大阪』を読み進めたり、いくつか雑件を片づけたりする。
 『ダフネ』は、リヒャルト・シュトラウスの歌劇の中であまり有名な作品ではないけれど、ルチア・ポップの美しい歌声もあって、この全曲盤はまさしく耳のごちそうだと思う。

 夕飯後、今度はヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン放送交響楽団他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの歌劇『インテルメッツォ』<EMI>を途中(2枚組の1枚目)まで聴きながら、『花田清輝全集』第二巻と『まぼろしの大阪』を読み進める。
 『インテルメッツォ』もまたルチア・ポップが主人公を歌っているが、ここでは彼女の歌役者ぶりをたっぷりと堪能することができる。
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウをはじめとした他の歌手陣も充実している。

 それにしても、ルチア・ポップが『ばらの騎士』、『アラベラ』、『カプリッチョ』の正規の全曲盤を遺さなかったことは、かえすがえすも残念でならない。
(ホルスト・シュタイン指揮バンベルク交響楽団の伴奏による、上述三つの作品のハイライト集がオイロディスク・レーベルから発売されていたが、ルチア・ポップの没後十年にも再発されることはなかった。どうなってるんだ、全く!)

 今日も、甘いものは食さず。
 その代わり、リスカ株式会社のチーズリングを食す。
 近くのセブン・イレブンで、税込み100円だったもの。
 チーズ風味が濃厚なリング型のコーンスナックで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!

 衆議院本会議で、殺人事件等凶悪犯罪の時効を廃止延長する刑事訴訟法の改正案は可決、成立し、即日施行されるとのこと。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする