2010年04月02日

『マエタケのテレビ半生記』を読了した(CLACLA日記)

 大切なことは、今目の前に見えている事象を取り上げて云々かんぬんすることだけではなく、その背後に隠れているあれこれについて想像し推測することだと僕は思う。
 少なくとも、僕は与えられた情報だけを頼りに右往左往したいとは思わない。


 昨夜は、前田武彦の『マエタケのテレビ半生記』<いそっぷ社>を読み進め第6章の「泣きのヒットスタジオ」まで読み終えたり、ナイナイのオールナイトニッポンを聴きながら仕事関係の作業を進めたりしたのち、2時28分に消灯する。
 消灯後もナイナイのオールナイトニッポンを聴いていたが、いつの間にか眠ってしまっていた。

 10時21分に起きる。
 TOHOシネマズ二条の午前十時の映画祭、『チャップリンの独裁者』は昨夜のうちにパスすることに決めていた。
 体調等を考慮しての判断で、残念だけれど仕方がない。

 ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団が演奏したシェーンベルクの作品集<TELDEC>を聴きながら『マエタケのテレビ半生記』を読み進め、読了してしまう。
 前田武彦といえば、どうしても『夜のヒットスタジオ』にまつわる「共産党バンザイ事件」(実際には、日本共産党バンザイと発言したわけではない)に頭がいってしまうのだが、宮本顕治との対談から赤旗まつりへの出演と、その事件に至る経緯が詳しく語られていて実に興味深い。
(前田さんは嘘はついていないだろうが、あえて記していないことや前田さん自身が気づいていないことはいくつかあると思う。例えば、「ほされた」前田さんが『男はつらいよ』に出演することになったきっかけを「その線」に求めることは、やはり可能だろう)
 また、お涙頂戴になっていない第6章の「ほされた男」、中でも「弱い立場になってわかること」と「旅先で知った人情」には、前田さんの人柄がよく表われていると思う。

 シェーンベルクのアルバムは、バレンボイム独奏のピアノ作品は置くとして、『浄められた夜』ばかりか5つの管弦楽曲までゴージャスな響きがして、なんとも「らしいな」と思ってしまう。

 前田武彦の書いたものだけではいくぶん脂が抜けた感じがしないでもないので、小林信彦の『テレビの黄金時代』<文春文庫>の拾い読みをしておく。
 ここでは、当時の前田さんの青島幸男に対するライバル意識がはっきりと示されているなどして、生な印象が強いのだ。

 エサ・ペッカ・サロネン指揮ロスアンジェルス・フィルが演奏したルトスワフスキのピアノ協奏曲(ポール・クロスリーの独奏)、交響曲第2番他<SONY>を聴きながら、いくつか雑件を片づける。
 サロネンのルトスワフスキは、シャープでクリア。
 『歌の花と歌のお話』のドーン・アップショウのソプラノ独唱も透明感と伸びがあって、作品演奏両方によく合っていると思う。


 14時55分に外出し、下京図書館へ。
 吉田秀和の『新・音楽展望 1984−1990』<朝日新聞社>と坪内祐三の『酒日誌』<マガジンハウス>、『マエタケのテレビ半生記』を返却し、予約しておいた吉田秀和の『新・音楽展望 1991−1993』<朝日新聞社>、坪内祐三の『ストリートワイズ』<晶文社>を新たに借りる。

 帰途、菅大臣天満宮の桜の花がまだ残っていたので、ちょっとだけ寄る。
 大勢で騒ぐ花見も悪くはないけれど、こうやって静かに眺める桜の花もやっぱり悪くない。

 西洞院のSHOP99で浴槽用の洗剤を買って、15時32分に帰宅する。


 リチャード・ヒコックス指揮ボーンマス交響楽団が演奏したディーリアスの管弦楽曲集<CHANDOS>を聴きながら、『新・音楽展望』と『ストリートワイズ』を読み始める。
 ヒコックスのディーリアスは、明快で力強い。

 花粉症の影響かどうにも眠たかったので、空いているスペースにささっと布団を敷き、30分ほどうとうとする。

 17時50分に再び外出し、グルメシティで買い物をすませて、18時23分に帰宅した。

 青空は見えるも、どこかどんよりとした感じのお天気。
 気温も上昇せず、肌寒い一日となる。

 「不正投票」の若林正俊元農林水産大臣が、参議院議員を辞職したとのこと。
 なんでこうなるのかなあ。

 今日は、夜から外出する予定。
 と、言うことで、今から軽めの夕飯をすませます。
 それじゃあ、いただきます!
posted by figarok492na at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする